9月17日  野村周辺

この日も渡りのノビタキを見たくて泉区の田園地帯に出かけてみました。といってもこの日の最高気温は前日から連続の30.3度。夏としか思えません。
車を長命館公園の駐車場にとめ、まずは北に向かって歩いていきます。大豆畑の中を進んでいくと、あぜ道に小さな黄色い花を見つけました。またヒメウラナミジャノメがひらひらと飛び回っていました。
七北田川にかかる細い橋に出ると、向こう岸にエナガとコゲラの混群がいました。
イヌガラシ  カタバミ  ヒメウラナミジャノメ

七北田川  コゲラ

橋を渡ると田んぼが広がっており、もう刈り取りを始めているところもありました。見ると稲穂は重そうにすっかり頭を垂らしています。その脇の電線には若いハクセキレイがとまっていました。隣の大豆畑ではあちこちでアマガエルやイナゴが休んでいます。
刈り取りを始めた田んぼ  稲穂  ツユクサ

ハクセキレイ  ニホンアマガエル  コバネイナゴ

道端にニラの花がたくさん咲いている一角がありました。近づくといろいろな虫たちが集まっていて、ここだけでもしばらく楽しめそうです。ヒョウモンチョウや羽の裏の模様がとても素敵なヒメアカタテハ、ハナムグリの仲間や、土の中にいるコガネムシの幼虫などを探して卵を産み付けるツチバチの仲間も熱心に蜜を吸っています。またこうした虫たちを捕まえようと待ち伏せするカマキリもいました。
ミドリヒョウモン  ヒメアカタテハ  ヒメアカタテハ

コアオハナムグリ  オオハラナガツチバチ  チョウセンカマキリ

さらに場所を移動します。途中の空き地にアキノノゲシやノアズキの花、むかごをたくさんつけたヤマノイモなども見つけました。
ホソバアキノノゲシ  ノアズキ  ヤマノイモのむかご

次の田んぼでは1羽のサギが佇んでいました。また、あぜ道にピンク色のかわいい花を見つけました。イボクサです。この植物、花はかわいらしいのですが、生命力が強く、農家の方には厄介者のようです。
田んぼの風景  ダイサギ  イボクサ

用水路の枡のザリガニやアザミにとまるモンキチョウを撮っているときでした。近くの木立から何かを警戒するようなオナガの鳴き声が一斉に聞こえてきました。あたりを見まわすと、上空を若いオオタカが舞っています。どうやら犯人はこのオオタカだったようです。狩りのシーンでも見られないかとしばらく眺めていましたが、やがてオオタカは高度を上げながら遠くに飛び去ってしまいました。
アメリカザリガニ  ノハラアザミとモンキチョウ  オオタカ

結局、ノビタキは見つけることができませんでしたが、そろそろ公園方面に戻らないと。エノコログサやチカラシバが生えている道を抜け、公園の近くまで来ると、狭い空き地に黄色い花が咲いています。オトギリソウです。さらに公園のフェンス沿いに進んでいくと、堂々とした大きなカマキリに出会いました。写真を撮ろうとして近づきすぎてしまったのか、カマキリは突然こちらに向かって威嚇のポーズをとり始めました。でもこれでカマの付け根の色が比較的薄い黄色とが分かったので、オオカマキリだということがはっきりしました。(姿が似ている似ているチョウセンカマキリはこの部分がもっと鮮やかなオレンジがかった色です。)オオカマキリは今年初。やっぱりかっこいい。
アキノエノコログサ  チカラシバ  

オトギリソウ  オオカマキリ  オオカマキリ

ということで車をとめた場所まで戻ってきました。このあとちょっとだけ園内ものぞいてみることにします。

9月12日  中秋の名月

中秋の名月


月面この日は中秋の名月。前回、見た目で満月だと思って撮った月が一日早かったという悔しい思いをしましたので、今回はしっかり撮りたいと思っていました。ところが日中はよい天気だったのが午後遅くから強い雨になってしまいました。月の撮影はこれでは無理かと思ったのですが、帰る頃には雨は上がり、雲も切れてきました。これはいけそうと帰宅してベランダから空を見ると、しっかりと十五夜の月が浮かんでいました。お供えも何もしませんでしたが、ひととき、秋の風情を味わうことができました。


9月11日  七北田公園

七北田公園
そろそろ南に渡っていく夏鳥が見られる時期です。まだ気が早いかと思いながらも、この日はちょっとだけ泉区の七北田(ななきた)公園へ。わたしはあまりサッカーは見ないのですが、ここはベガルタ仙台のホームであるユアテックスタジアムと隣接している場所でもあります。
少し前まで雨が降っていたせいか、いつもは家族連れなどでにぎわう園内も、この日は人影がまばら。昨年は花壇にチョウがたくさんいたのですが、それもこの日ははずれ。

園内を横切り、七北田川に出ました。川原では2グループほどの若者たちがバーベキューをしています。堤にブタナの黄色い花が咲く川沿いを歩きながら鳥の姿を探しましたが、期待していたノビタキの姿は見られません。また昨年、エゾヒタキが見られた木立にも鳥影はありません。
七北田川沿いの遊歩道  ブタナ

一旦公園を出て橋を渡り、向こう岸を歩いてみることにします。小さな田んぼがあったので、ノビタキがいないか探したのですが、いるのはスズメばかり。さらに進むと茂みにスズメウリが小さくまん丸の実を下げていました。よく見ると花も咲いています。スズメウリの花は初めて見ましたが、実と同様、小さくてなかなかかわいい花です。またママコノシリヌグイが、その名の印象とは違い、控えめなピンクの花を咲かせていました。雨上がりなので、クモの巣には水滴がついてキラキラしていました。このナガコガネグモも隠れ網のところの水滴が輝いていました。
スズメ  スズメウリの花  スズメウリの実

ママコノシリヌグイ  ナガコガネグモ  

どうやらこれ以上探しても無駄のようです。来た道を引き返し、スタジアムの方に足を伸ばしてみることにします。遊歩道沿いではドングリが大きくなってきていました。クヌギの実かと思ったのですが、どうやらアベマキという木のようです。道の先でハクセキレイと茶色の鳥が縄張り争いをしています。一瞬、ノビタキか、と思ったのですが、モズでした。そのあとモズはスタジアムの中に入っていきました。鳥は自由です。
アベマキ  モズ  ハクセキレイ

さて、この日はこんなところ。引き上げです。帰り道で目の前を木の枝をくわえたキジバトが通り過ぎていきました。巣作りをしているのでしょう。少しするとまた戻ってきたので、今度はカメラを構えて待ち、飛んでいくキジバトを流し撮り。でもあまりうまくは撮れませんでした。まだまだ修行が足りません。最後に公園出口の近くでボサボサのカワラヒワを見つけたのでこれを撮ってこの日は終了。
ユアテックスタジアム  枝をくわえて飛ぶキジバト  カワラヒワ

結局渡り途中の鳥には会えませんでした。残念。

9月10日  青葉山

この日は青葉山へ。本当は8月中にと思っていたのですが、なんだかんだと9月になってしまいました。でもこの日の最高気温は32.2度。暑さだけは8月のようでした。
私が青葉山を歩くコースは主に4つほどあるのですが、今回は鈎取野鳥の森という看板が出ている入り口から。あれ、ということはここは鈎取山か?まあいいや。このあと待ち合わせがあったので、しっかり時間を管理しながら進むことにします。
歩き始めてしばらくすると、遊歩道の脇に不思議な形の木が生えていました。根の近くがぐるっと輪を描くようになっています。これまで何度も通り過ぎているのに気がつきませんでした。どういう環境で育つとこうなるのでしょう。上り坂の木の階段からは不思議な色合いのキノコが出ていました。ブドウニガイグチでしょうか。またヤマジノホトトギスがところどころで咲き始めていました。
青葉山 鈎取野鳥の森 入り口  不思議な木の根  ブドウニガイグチ  

シラヤマギク  ヤマジノホトトギス

道を進むと地面を小さなカエルが次々飛び跳ねていきます。今年カエルになったヤマアカガエルです。
足元近くを探しながら尾根筋の道を進んでいるときでした。突然前方から「キッ」という鳴き声が聞こえました。見ると道の真ん中にカモシカがいました。私が気づかずに近づいてきたので警戒音を発したようです。ものすごいシャッターチャンスでしたが、カメラを構える間もなく谷側に下りていってしまいました。でもカモシカという生き物は意外に人を怖がりません。カモシカがいた辺りまで行って下を見るとまだ見える場所をゆっくり歩きながら草を食べたりしていました。
ヤマアカガエル  ニホンカモシカ  ニホンカモシカ

写真は撮れたものの、木々の中。その後カモシカはゆっくり茂みに消えていきました。もったいないことをしました。もっと前に気づいていれば全身がきれいに写せたかもしれないのに。でもカモシカの行方を追いながら思いました。この先、散策路はしばらく進むとヘアピン状に回り込んで下り道になります。カモシカがあのゆっくりした速度で移動していくと、道を下りきったあたりでまた出会うのではないかと。まあ、そうはいっても世の中そんなうまくはいかないだろうと思い直し、先に進みます。

森の中はいろいろなキノコがたくさん生えていましたが、特に真っ白なドクツルタケが目立っていました。1匹のハシリグモがその上で待ち伏せの体制をとっていましたが、ちょっとバレバレなが気します。面白い形のキノコも見つけました。シロツチガキです。また、オクモミジハグマが素敵な造形の花を咲かせ始めていました。
ドクツルタケ  スジアカハシリグモ  シロツチガキ

木の段を歩いているとき、足元に紫色に輝く虫を見つけました。センチコガネです。今年は7月下旬に太白山で見かけましたが、そのときより紫色が強い、なかなかきれいな個体です。でも森の中で暗く、ピントは合いにくいし、シャッタースピードも長くなってしまい、いい写真は撮れませんでした。
オクモミジハグマ  センチコガネ  センチコガネ

そろそろ中間点の東屋というところで何気なく沢の向こう岸を見ると、ビンゴ!先ほどのカモシカが歩いているではないですか。カメラを構えようとしていると、その先にある橋を渡ってこちらの方にやってきそう。今度はこちらが警戒音を発したい気持ちです。するとようやく私の存在に気づいて歩みを止めました。カモシカはこちらに来たそうな目でじっと私を見つめていますが、道を譲ろうにも狭すぎてちょっとできません。
散策路の風景  ニホンカモシカ  
  
しばらくしてようやくカモシカは進路を変え、沢沿いに遠ざかり始めました。こちらはそれをゆっくり追い、その姿をパチリ。こんどは全身を撮ることができました。予感はありましたが、こんな風に鉢合わせになるとは自分でもびっくりです。それにしてもカモシカはのんびりしています。ここでも急ぐそぶりも見せず、ゆっくり葉っぱを食べながら、やがて沢の奥に消えていきました。
ニホンカモシカ  ニホンカモシカ  ニホンカモシカ

さて東屋で一息。ここは開けた場所にあり、森の中とは違ったチョウや甲虫、花などを見ることができるのですが、この日は陽射しが強くてじっくり探す気にならず、目に付いたものを撮るだけにしました。今年はまだ成長したカマキリを見ていなかったのですが、ここで会えたのはよかったです。
東屋の周辺  アシグロツユムシ  チョウセンカマキリ

トウバナ  ゲンノショウコ  キツネノボタン

そして後半の道。でもこちらはアップダウンが激しく体力的に厳しい上、足元に注意が必要なのであまり周囲を見ている余裕がありません。さらに沢の近くのせいか、前半はあまりいなかった蚊がものすごい数でつきまとってきます。写真を撮ろうとして止まろうものならプゥ~ンという音がいくつも耳元に押し寄せ、気が散ってしかたありません。水の森公園で使い果たした虫除けスプレーをやっぱり買っておけばよかったなどと思いつつ、歩き続けました。なので後半は、汗は倍近くかきましたが、使い物になる写真はありませんでした。帰り道、道沿いに紫色の花がたくさん咲いているのが目に入ったので、ちょっとだけ車を止め、この花を撮って終了、時間も予定内。
沢の波紋  フサフジウツギ

汗びっしょりになりましたが、カモシカ&センチコガネで十分その甲斐がありました。

 

9月10日  ベランダにて

ハイイロチョッキリ

朝食をとっていると、窓にゾウムシらしき虫がいるとのこと。おー、確かに。さっそくカメラを取り出して近づくと、ポロッとベランダに落ちました。おかげで撮りやすくなり、無事撮影終了。
でもあとで調べてみるとゾウムシではなくチョッキリの仲間でした。うーん、どう見ても象に見えるけど。

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