10月8日  宮床ダム

宮床ダムへは泉ケ岳の上り口まで戻り、そこから北東に向かっていきます。車で走ること10分ほどでダム湖が見えてきました。厳密にはこのダム湖のあたりから仙台市ではなく大和町に入ります。
宮床ダム  

駐車場に車をとめ、ダムの方への歩いていくと、柵の上に黒い虫を発見。サシガメです。しかもアリを捕らえて体液を吸っているところでした。ダムの上ではかわいい黄色い花が揺れていました。ヤクシソウです。
ヤニサシガメ  ヤクシソウ

中ほどまで進み、下流側を見渡すと、七つ森の山々がきれいに望めました。景色を楽しんでいると、すぐ脇に虫が飛んできてとまりました。ふと見ると、おっ、これはもしや、私のちょっと見てみたい生き物ランキングの上位に入っているシリアゲムシではないですか。昆虫の死骸の体液などを吸う虫で、口は尖っており、オスはその名にあるように腹部の先端が反っていて、まるでサソリのようです。でも毒があるわけではなく、はさみ状になっていて、交尾やオス同士の争いの時に使うようです。
早速カメラを構えましたが、案外落ち着きのない虫で、すぐに飛び立ってしまいます。一度にあまり長距離を飛ばないのが救いですが、何度か追いかけっこをした後、とうとう見失ってしまいました。でもなんとか写真は撮れました。
七つ森の風景  ヤマトシリアゲ

ダムを渡りきり、ダム湖沿いの道を進みます。道の両側には、秋らしくキクの仲間が花を咲かせています。また斜面を覆うようにクズが茂っており、カラハナソウが実を下げています。カラハナソウはビールに使うホップの近縁種で、見た目はそっくりですが、こちらはビール作りには向いていないようです。
ノコンギク  カラハナソウ

この日はお腹の大きなカマキリを何匹も見かけました。産卵も始まっているようです。また、枯れ草にオツネントンボが休んでいました。このトンボは成虫で冬を越すことで知られています。アシグロツユムシは何度か紹介していますので、今回はアップで登場です。羽の細かな模様がなかなかきれいです。
オオカマキリの卵のう  オツネントンボ  アシグロツユムシ

キタキチョウ

クズの茂みから虫の音が聞こえてきました。派手さはないのですがなんとも味わいのある鳴き声です。主は鳴く虫の女王とも呼ばれる(といっても鳴くのはオスですが)カンタンです。鳴き声がしたあたりを探してみると…、いました。写真を撮っていると、カンタンは急に葉っぱの穴に顔を突っ込みおしりをこっちに向けました。何をするのかと思ったら、羽を広げて震わせ、目の前で鳴き始めてくれました。後で調べてみるとカンタンはよくこうして鳴くようです。初めて知りました。羽を近くで見ると透けていてとても繊細なつくりをしていることがわかります。
カンタン  鳴いているカンタン  カンタンの羽

そろそろ時間です。駐車場まで戻ると監視カメラの上にイソヒヨドリがいました。こんな山間部にもいるとは、ちょっと驚きです。
車での帰り道、田んぼの中を走りながら、「この辺は冬になるとノスリが見られるんだよな」と考えていると、おっ、ノスリ発見。車を脇道に入れ、今季初のノスリを撮ってこの日は終了。
イソヒヨドリ  ノスリ

泉ケ岳と宮床ダム、見込み違いもありましたが、拾い物も多く、十分楽しめました。やはりたまには足を伸ばすのもいいです。

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